春の嵐がくれたもの
春の嵐って例年、こんな感じだっただろうか。
きょうも急に暗くなって雷など少しなったけれど、
おとついの嵐はすごかった。
黒い雲が北から急にわき出してきて
恐ろしいような勢いの風と雨。
友人宅のミモザの木が折れてしまったとのことで
花束にして届けてくれた。
そんななか、母から電話。
あの嵐の中、伊丹空港着の
飛行機にのっていたというのだ。
着陸を試みては再上昇、
上空で旋回してまた挑戦を
3度も繰り返し、
燃料に限界がきたとのことで
高知に緊急着陸ということになったらしい。
黒い雲を通り抜けて着陸しようとするときの
ガタガタと機体がゆれる音がすごかったと。
再上昇、旋回という過程を繰り返すなんて
私なら堪えられない。
でも機内はとても落ち着いていたらしい。
母も覚悟を決めたら
そんなに怖くはなかったなんていう。
高知ではタクシーを手配してもらえ
ホテルに泊めてもらって
朝食と夕食代として4000円支給されて
かえってよかったなんて言う。
私はそんな飛行機には絶対に乗りたくない。